2 :名無しさん 22/12/17 18:38 ID:U2BWhzedxp (・∀・)イイ!! (0)
今も“煙”のにおいが〜命の価値に差をつけないで 2022年8月12日
https://www3.nhk.or.jp/news/special/jiken_kisha/shougen/shougen42/

上記リンク先の内容を要約すると、次のようになります。

 ・犯罪被害者の遺族に対する国の補償制度では、被害当時の収入で給付額が算定される。
 ・昨年12月の大阪市のクリニック放火事件では、
  当時無職だったが、復職を目指して通院していた患者が亡くなっている。
 ・無職だった被害者の遺族は経済的に困窮しているが、給付額が低く算定される恐れがあり、
  「命の価値に差があってはならない」と訴えている。
 ・交通事故被害者の遺族に対する補償制度では、被害者がその時点で無職・無収入だったとしても、
  年齢別の平均給与額を基準に給付額が算定される。
 ・クリニック放火事件の遺族や一部の専門家は、
  「犯罪被害者と交通事故の被害者で補償の違いが出るというのはおかしな話」
  「自賠責保険並みにするなど、同じ基準にすべき」などと訴えている。

勿論、この放火事件で亡くなった被害者の方々には、
現時点では特に何の落ち度も無かったものとみられています。
つまり、何の落ち度もなく交通事故で亡くなった方と状況は同じですから、
補償の仕組みも同じにして欲しい、という感情が起きるのも当然でしょう。

しかし。
仮に、この訴えの通りに、犯罪被害者遺族への補償が交通事故の場合と同等になり、
被害者が亡くなった時点で無職・無収入だったとしても、
年齢別の平均給与額を基準に給付額が算定されるようになったとします。

すると、「一定年齢以上の無職者は、そのまま生かしておいて費用が嵩むよりは、
他人の犯罪に見せかけて殺したほうが、補償金も貰えてコスパが良い」
という事態が発生するのではないでしょうか。

現状でも既に、無職者は交通事故に見せかけて殺したほうがコスパが良い場合があります。
しかし、交通事故に限らず他の犯罪でも同じ効果が得られるとなれば、
事件・事故に見せかけて殺される無職者や低収入者は、必ずや増加するでしょう。

また、そのようにして無職者や低収入者が数を減らしていくと、
長期的には、年齢別の平均給与額が上昇します。
そして、これに基づいて計算される補償額も増加します。
すると、以前はそこそこの収入があり、殺さないほうがコスパが良かった者も、
殺したほうがコスパが良い状態になってしまいます。

こうして、《低収入者が殺されて減る→平均給与額・補償額が上がる
→殺したほうがコスパの良くなる低収入者が新たに発生し、殺されて減る→…》
という人口減少ループが発生します。
これが長期間繰り返されることで、やがて人類は滅亡します。

そんな事態を招かないために、
命の価値を金銭的に平等にしてしまうのではなく、
命の価値は不平等であるとする、現状の考え方を維持するべきではないでしょうか。

経済的に困っている遺族が、補償金の増額を求めるとか、
この被害者の命の価値はもっと高い、などと主張するのは良いでしょう。
しかし、命の価値を平等に扱うよう求めるのは、おかしな話です。

無職者よりも、働いて社会に貢献している人のほうが、
その社会において命の価値が高く判断されるのは、当たり前です。
だから、例えば殺人罪の刑罰も、1人殺害につき懲役何年とか一律になってはいませんし、
殺害人数が同じでも、判決は各事件ごとに異なっているではありませんか。
命の価値は、平等ではないのです。

皆様は、人間の命の価値は、平等に扱われるべきだと思いますか?
 


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