泥棒、すなわち盗みを目的として家屋や何らかの施設に侵入する者の「覚悟の段階」を考えてみる。 C. 人と会わずに、物もあまり壊さずに、戸締りの甘いところに侵入する。→空き巣 B. 人と会わなければ、鍵や窓ガラス等多少の物の破壊は厭わない。 A. 人と会ったら暴力で排除する(場合によっては殺す)。→強盗 さて、Cの予防には戸締りの厳重化けとともに看視カメラの設置でも十分抑止力になるが、 Aの覚悟をもった相手だと、武装した屈強な警備員・警官(さらには軍人)などが必要になる。 で、その中間のBに対しては、「誰か生身の人がそこにいること」が重要で、もしも格闘になったらすぐ負けるような老人でも十分抑止力になる。求人の多いような警備職はほぼこれのためだろう。 自宅からリモートでやれるのはA相手の看視カメラのモニターだけだろうが、それは、いつさぼってるかわからない自宅警備員になんてまかせられないし、(近い将来には)AIの方がずっときちんと役目を果たすだろう。