2 :名無しさん 18/03/29 12:21 ID:XCatXAtUUc (・∀・)イイ!! (0)
事務連絡、御苦労様です!


3 :名無しさん 18/03/29 12:35 ID:Qgi0hy1SCN (・∀・)イイ!! (0)
これは以後、政治ネタアンケがあるって事ね。
宜しく。


4 :名無しさん 18/03/29 13:08 ID:R27H6LVwPo (・∀・)イイ!! (1)
俺はどんなアンケでも食っちまう男なんだぜ?


5 :名無しさん 18/03/29 13:13 ID:SV_L_nFKiG (・∀・)イイ!! (1)
まず東十条が登場する。彼はFラン私大の非常勤講師だった。頭のネジがゆるんでいたのでまともな講義はできなかったが自分ではそれを完璧な講義だと信じこんでいた。彼の本来の専攻は国際政治学(国際関係論)である。しかし彼が実際に政治学の専門科目の講義を担当する可能性はもはや皆無に近い。今年度の担当科目は第二外国語の「韓国語I」を週に1コマだけだ。非常勤講師の場合は担当コマ数の少なさが収入の少なさに直結するため彼は不惑を過ぎてなお実家暮らしであった。専攻たる国際政治学の研究のためには講義や身の回りの家事などに時間を割いている暇などなくその為に他の家族がいるのではないかというのが彼の理屈だったのだろう。その理屈を誰かが聞いたわけではないにもかかわらず誰もが東十条のその理屈を悟っていた。何が悲しくて自分が講義や著述やテレビ出演などの卑近な仕事をしなくてはならないのかと東十条は思っているのであろうと皆が確信していた。なぜかというとそもそもそんな必要はまったくないにかかわらずそのまったくない必要以上に彼はコソアンで政治アンケや中韓アンケを立てる努力を怠らなかったからだ。本来匿名であるはずのコソアンにおいて政治とりわけ国際政治のアンケを多く立てることで自分を大人物に見せかけようとするその行動の硬直性は、彼が大学における境遇に全く満足していないことの反映であった。そんなことをしている暇があったら一本でも余計に論文を書き、また同時に大学あるいは学会などにおける人脈(コネ)作りにも励むべきであるということをあきらかに東十条は知らなかった。さらにまた、そもそもなぜコソアンで益体もないアンケ立てを繰り返しているのかといえば彼は周囲の誰にも自分が理解してもらえないことを悩んでおり、自分の意見に対する同意が明確な数字の形で欲しかったからだ。というのは家族や近隣住民の中には週1日の出講時以外は殆ど外出せず家計に金も入れない東十条のことをあれは大学講師というのは嘘でただの無職ではないかという者がいたし他のある者に到っては知的障害者だろうなどとも言い、そうした言葉の端ばしは窓を開けて換気などしている際自身のことについては限りなく敏感な東十条の耳にしばしば入ってきたからである。むろんそうした言葉は家族たちの至極素朴な疑問に過ぎず大学非常勤講師というものを自分たち人間の最底辺またはそれより下に貶めようとするものでは全くなかったのだ。むしろ家族たちの階級感覚で
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