44 :名無しさん 19/01/18 22:01 ID:H,t0ejPStZ (・∀・)イイ!! (1)
以下の思い出は、何度か文章にしたことがあるので、
もしかしたら、過去にコソアンで書いたこともあるかも知れない。


受験生であった当時から鉄オタでもあった私は、
予め、センター試験の受験会場への経路などを一人で下見しておき、
当日には、同じ高校の友人数名を引率して行くことになった。

まだスマートフォンなど存在すらしていない時代。
当時のガラケーでは乗換案内が精々であり、地図までは閲覧できない。
会場の大学は判りづらい場所にあり、紙の地図を見ながら予め歩いておくことは必要であった。

下見の結果、受験票に記されている最寄駅(A駅とする)とは異なる、
別の駅(B駅とする)から会場に向かうほうが、
徒歩での距離が短く、勾配も緩く、楽に到達できることが判明した。
よって、私は、その経路で友人らを引率することにした。

さて当日。センター試験1日目。
受験会場に向かう途中の乗換駅(C駅とする)で、友人らを引率していると、
見知らぬ他校の生徒から声を掛けられた。
「自分もセンター試験を受けに行くので、一緒に連れて行って欲しい」とのこと。
私が皆を引率していることが、傍からも見て取れたのだろう。
また、私たちも彼も、高校の制服姿である。つまり、同学年であることは明らかだ。
特に断る理由もないので、私は了承し、彼は私たちについてくることになった。

そしてB駅で私たちは下車し、私の案内で受験会場へと歩き始めた。
他校の彼も、私たちの後ろからついてくる。
しかし、しばらく歩いてから、ふと私は気付いた。

ここまでの出来事は、何かがおかしい。


〔続く。〕


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