2 :名無しさん 24/01/13 23:49 ID:FNSjAn_Dr4 (・∀・)イイ!! (0)
「解答番号1」の問題を抜粋した画像がこちらです。
https://i.imgur.com/QCzq9Tk.jpg

いずれのグラフも、作成に使用した資料(出典)が示されています。
受験者は、この問題のグラフだけから正解を推定せねばなりませんが、
私たちはそうではないので、素直に出典を参照してしまいましょう。

GEBCO - The General Bathymetric Chart of the Oceans
https://www.gebco.net/
FAOSTAT
https://www.fao.org/faostat/

しかし、GEBCO(大洋水深総図、UNESCO等による国際プロジェクト)も、
FAOSTAT(国連食糧農業機関による公開データベース)も、日本語版は無く、
標高別面積や土地利用などを各国別に集計したデータも無いようです。
(あったらごめんなさい。)
なので、設問のグラフをきちんと検証するためには、
各々のサイトから全体のデータをダウンロードし、
そこから各国ごとに領域を設定してデータを抽出し、
更に、それを面積比に直すという作業が必要になりそうです。
申し訳ありませんが、ちょっと、アンケ主の手には余ります。

という訳で、出典の直接参照は諦め、
類似資料から正解の妥当性を確認しましょう。

まず「図1」について。
https://www2.nhk.or.jp/school/watch/clip/?das_id=D0005310307_00000
上記リンク先でもわかるように、ニュージーランドは環太平洋造山帯に含まれており、
火山も何箇所か存在します。
一方、イギリスは造山帯には含まれていません。
また、イギリスの最高峰は「ベン・ネビス」という山で、標高1344mだそうです。
https://www.arukikata.co.jp/web/article/item/2205056/
となれば、図1のうち、
標高1400m以上の領域も一定程度存在する「イ」がニュージーランドであり、
同標高以上の領域が全く存在しない「ア」は、イギリスであると判断できます。

次に、「図2」について。
https://www.globalnote.jp/post-1716.html
上記リンク先は、「世界の森林率 国別ランキング」です。
これによると、ニュージーランドの森林率は37.63%、
イギリスの森林率は13.22%となっています。
この数値を、問題のグラフと見比べますと、
明らかに、「森林」に相応しいのは「B」ですね。
すると、消去法で、「牧草地」は「A」ということになります。

以上より、ニュージーランドは「イ」、牧草地は「A」なので、
「3」を正解としている各種の速報は妥当である、ということになります。


このアンケは地理知識や技能を問うものではなく、単なる宝くじアンケです。
しかし、速報に誤りがある可能性は常に存在しますので、
誤った速報にアンケ主が釣られてしまうことは、できる限り避けねばなりません。
なので今回は、アンケ主が速報の妥当性を自ら確認できそうな科目として、
「地理B」を選択させて頂きました。

ですが、あの、なんというか、
これ、1問目としては、まあまあ難しいですよね?
こんなに色々と確認が必要になるとは思いませんでした。
図1は、火山や造山帯などの知識から推定できるとみなして良いとしても、
図2は、“標高の高い地域が多いから森林も多い”みたいな推定で良いのでしょうか…?


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