9 :名無しさん 05/03/05 04:31 ID:606eee8657 (・∀・)イイ!! (11)
単純に説明すると。
会社を運営するに当たって、経営陣(労使の使)と従業員(労使の労)は分離されてる。
会社の経営に関する決定を行う最高意思決定機関があって、これを取締役会と言う。
ここの役員を取締役と言い、色々な決定や、会社が適正に運営されてるか監視する
仕事をしている。この「取締役」は会社の株主によって選任される。
「取締役」の人数は会社によって異なるが、法律で最低限の人数というのが決められて
いて、複数名居る。
この複数いる「取締役」の中で更に決定権と責任を持ってるのが「代表取締役」で、
取締役の中から一人選ぶ。
「代表取締役」は取締役会で多数決によって選任される。
会社が行う様々な契約等はこの「代表取締役」が行う。
株式会社の組織形態からして、この代表権を持つ人の決定=会社の決定、ということ
になる。逆に何か不祥事が起きた場合は、全てこの人の責任となる。
で、本来は「代表取締役」と「社長」は別物で、「社長」であっても代表権がない人、
というのが存在するが、日本では社長=代表権を持つ人、という慣習が根強い。


10 :名無しさん 05/03/05 04:37 ID:606eee8657 (・∀・)イイ!! (10)
で、更に分かり易く書くと、学校の生徒会だと思えばいい。
生徒会の委員は、各学級から一人ずつ選ばれるよな? これが「取締役」だ。
で、生徒会の委員は複数いるから、何か決めるときの困る。だから、誰か一人に
決定権をあげないとない。これが「生徒会長」なわけだ。
生徒会長は「生徒会の委員」であると同時に「生徒会の責任者」でもある。
これが会社で言うところの「代表権を持つ取締役=代表取締役」。
細かく言うと色々あんだけど、大体そんなイメージで合ってる。


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