28 :名無しさん 12/09/29 16:11 ID:8qa9u2sRoA (・∀・)イイ!! (12)
人格的に未熟な者が不適応を起こしているだけ。
診断としては適応障害が適当で基礎に人格障害がある場合もある。
そもそも鬱病の中核を成す抑鬱気分は状況に依存しない気分の落ち込みのことであるのに、「選択的抑うつ」などという言語新作を行い、なにがなんでも鬱病の一種のように装おうとする輩がいる。
なぜ「新型うつ病」などと、あたかも鬱病の一種のような病名をでっちあげるのかというと、鬱病ということにしておけば製薬会社とマスコミが得をするからである。

適応障害や人格障害では薬物療法の対象にならず薬が売れないが鬱病にしてしまえば抗鬱薬を処方してもらえるようになり製薬会社が儲かる。
マスコミにとっては読者や視聴者が好む話題を取り上げ人気につなげたいと考えるのは当然のこと。
では「新型うつ病」で人気が取れるのか。
精神科では呼称がよく変わる。
精神病院が精神科病院になり、精神分裂病が統合失調症になり、人格障害がパーソナリティ障害になり、痴呆が認知症になった。
いずれも古い名前が差別的だからという理由で学会や行政が主導しわざわざ名前を変えさせた。
一方、有病率は分裂病よりも高いはずの鬱病は名前が変わらない。
それどころかネットでは「うつ」の診断プログラムなどの宣伝をしばしば目にする。
これは「うつ」が人気コンテンツであることの証拠である。
「あなたは人格障害です」と言われると気を悪くする人が少なくないと思うが、鬱病の場合は逆で、自ら診断を望む向きさえもあるように思う。

また、医師にとっても、鬱病の一種ということにしておけば、精神療法には時間をかけず薬を出すだけで負担が減るので残念な医者は「新型うつ病」という概念を歓迎するだろう。
昨今、精神科では操作的診断基準が流行しており、元々統計や研究のために提案された診断基準が無批判に臨床にも応用されてしまっている。
最近の精神科の教科書はどれも DSM に準拠した軽薄なものばかりで精神病理学が疎かになってしまっている。
このような環境で学んだ精神科医の診断能力は果たしてどれほどのものか、憂慮せざるを得ない。


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