2 :名無しさん 24/11/26 19:59 ID:.N5ROwBiBP (・∀・)イイ!! (0)
現代におけるインターネット文化の構造を考えるにあたり、「ネット流行語」という概念の成立可能性を精査することは重要である。そもそも「ネット流行語」とは、インターネット上で一定の注目を集め、多くの人々が使用するようになった言葉やフレーズを指すものである。だが、インターネットの進化とその社会的意義の多様化を考慮すると、この概念自体が過去の時代に囚われた虚構であると言わざるを得ない。

### **1. 「ネット流行語」という虚構の背景**
「ネット流行語」の概念が注目を浴び始めたのは、2000年代初頭のブログ文化の隆盛期にさかのぼる。この時代、人々は共通のオンラインプラットフォームで議論や情報交換を行い、特定の言葉や表現が広く共有されやすい環境が存在した。当時のインターネット利用者層は限定的であり、比較的均質な価値観や文化を共有していたと言える。

しかし、2020年代に入ると状況は一変した。SNSの発展やプラットフォームの多様化に伴い、インターネット上のコミュニティは驚くべき速さで細分化されている。例えば、TwitterやTikTokのようなマイクロブログ型SNS、Redditのようなフォーラム型プラットフォーム、あるいはDiscordのようなクローズドなコミュニケーションツールの普及は、個々の興味関心に基づいた集団の形成を可能にしている。その結果、特定の言葉が「ネット全体で」流行するという現象が起こりにくくなったのだ。

### **2. インターネット文化の細分化と「ネット流行語」の死**
現代のインターネット文化は、従来のメディアとは異なり、単一の流行やトレンドが全体を支配することがほぼ不可能なまでに細分化されている。この細分化は、以下の要因によってさらに促進されている。

1. **アルゴリズムによる情報選別**
SNSプラットフォームの多くは、個々のユーザーに合わせたアルゴリズムを採用している。これにより、ユーザーは自分の興味や関心に合った情報だけを受け取る傾向が強まる。その結果、異なるコミュニティ間で共有される共通の言葉や表現が生まれにくくなっている。
2. **ローカル文化の重視**
地域性や特定の趣味に特化したサブカルチャーがオンライン上
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