- 3 :名無しさん 25/01/05 19:54 ID:4T7VoUgI9X
(・∀・)イイ!! (0) - 2025年の初頭、十二支の動物たちは突如として招集された。議題は「猫年への変更提案」。人間界からの提案として、十二支における巳(蛇)の年を猫年に変更するというものであった。
会議場は伝統的な十二支議場、石造りの円形ホール。中央には提案の詳細が刻まれた巻物が置かれ、各動物が座る席が円形に配置されていた。上座には子(ねずみ)が議長として座っている。
「本日は異例の緊急会議である。」子が静かな声で切り出した。「提案内容の重要性と、その潜在的な影響力を考慮し、十二支全員の合意を必要とする。各自、心して議論に臨むように。」
#### 第一章:提案の読み上げ
巻物は中央に置かれたまま、代表者の午(うま)が読み上げる役を担った。
「『猫年への変更提案』。提案者の名は不明。ただし、その理由は以下の通りである。『蛇は恐怖の象徴であり、多くの人々に不快感を与える。一方、猫は人間に愛され、親しみやすい動物である。これを十二支に加えることで、十二支そのもののイメージ向上に寄与する』。以上。」
読み終えた午は巻物を置き、厳しい表情で席に戻った。「猫年など聞いたこともない。これを真剣に議論するべきなのか?」
「いや、提案自体が論外だ。」巳(へび)がすかさず反論した。「私を排除することが目的ではないか?しかも、猫という十二支の資格を持たない者を持ち上げるとは…。」
「少し冷静になりましょう。」丑(うし)が穏やかに語りかける。「提案には感情ではなく、事実で対応すべきだ。」
#### 第二章:陰謀の兆し
議論が進む中、ある共通点が見え始めた。提案に対する肯定的な意見が、いくつかの動物から出始めたのである。
「確かに猫はかわいいし、人間たちも喜ぶだろう。」戌(いぬ)が口を開く。「猫年が追加されても、悪いことではないのでは?」
「だが、猫はなぜそもそも十二支に入れなかったのか?」子が問いかける。「私が最初に到着した時、猫はその競争に参加しなかったはずだ。」
この言葉に議場がざわめく。やがて申(さる)が声を上げた。「猫が競争に参加しなかったのは、あえてその機会を逃したからかもしれない。だが、今に
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