- 2 :名無しさん 25/04/08 22:28 ID:DDkb5GeFK-
(・∀・)イイ!! (0) - 「0円以上〜1000円未満」と回答しましたが、よく考えると、「10万円以上」と回答すべきだったかも知れません。
いわゆる「18歳未満の購入が禁止されているような動画や雑誌」といった、明確に区分された商品群に対して私が費やす金額は、せいぜい月に一度、気まぐれにコンビニの隅から手に取る小冊子か、あるいは配信サイトでの一本程度の視聴にとどまります。それらの対価として財布から出ていく硬貨の枚数で測れば、さして多くはないのです。
しかし、これはあくまでも「名目上の」話です。
谷川俊太郎はその詩のなかで、世界のあらゆる物事がある共通の名を持つと語りました。風も、麦も、目覚まし時計も。そう、我々が無意識に眺める街路樹のざわめき、雨に濡れた石畳の匂い、夜の電車の車窓に映る自分の顔——それらすべてが、人間の根源的な感受性と、切り離しがたい密接な関係を持っているのだと。
ならば問いたいのです。恋人の指先が触れたマグカップと、無言で見つめた映画のワンシーンとに、果たして明確な線引きなどできるのか、と。
日常のほとんどが、実は私にとっての「エロ」なのです。駅のホームで誰かが風に押される一瞬の動揺。書店で手にした文庫本の、指の間に残る紙の感触。スーパーの棚に並ぶ果物の、張りつめた皮膚。そのすべてが私の内奥に微細な波を立て、心の奥底に、ある種の高揚と熱を生む。
その意味で、私は毎月、収入のほとんどすべてを「エロ」に費やしていると言っても、あながち過言ではないのです。公共料金に、家賃に、書籍代に、食費に姿を変えて、それは静かに、けれど確実に私の感性を潤し続けています。たとえその支出の名目が何であれ、それらの消費は、私の中にある「ある感覚」を育て続けているのです。
ですから、仮に帳簿を付けるとすれば、きっと「ほぼ全額」——それが正確な記述となるでしょう。
このページの一番下のレスはスレッドの末尾ではありません。新しいレスが存在します。日時や流れを確かめて書き込みをお願いします。
板に戻る 全部 前100 次100 最新50