- 2 :名無しさん 25/12/29 07:07 ID:bEiOvukoc_
(・∀・)イイ!! (0) - NEAT(Non-Exercise Activity Thermogenesis:ニート)とは、日本語では「非運動性活動熱産生」とも呼ばれ、私たちが日常生活の中で無意識に行っている身体の動きによって消費されるエネルギーのことを指す。
一般的に消費カロリーというと、走ったり泳いだりといった「運動」で使われるエネルギーを思い浮かべがちだが、実は多くの人にとって、そうした明確な運動よりも、座ったり立ったり歩いたりといった日常的な動作の積み重ねのほうが、総消費エネルギーに大きく影響する。この「生活の中の動き」によるエネルギー消費がNEATであり、階段を上る、買い物で歩く、掃除する、電車で立つ、仕事中に姿勢を変える、貧乏ゆすりをする、といった些細な行動まで含まれる。
NEATが注目される理由は、意識的な運動を増やせない人でも、生活習慣の工夫によって消費エネルギーを底上げできる点にある。たとえばデスクワーク中心で運動習慣がない人が、通勤で一駅多く歩いたり、職場でこまめに立ち上がったりするだけでも、1日の消費カロリーは積み重なって増える。また、体を大きく動かす活動だけでなく、物を持ち上げたり、洗濯物を畳んだり、料理をしたりといった家事労働もNEATに含まれるため、特定の時間を運動に当てなくても、生活そのものがエネルギー消費の源となる。
さらに、NEATには個人差が大きく、同じ体格で同じ食事をしていても、日常的に体をよく動かす人と、ほとんど座りっぱなしの人では、1日に数百キロカロリーもの差が生じることがあるとされる。この差は長期的には体重や体脂肪の増減に影響するため、食事制限だけでなく、生活の動き方そのものを見つめ直すことが、体型維持や健康管理に役立つ。
NEATは特別な知識や道具を必要とせず、誰もが今すぐ取り入れられる行動で成り立つ概念であり、生活の中で「少し体を動かす姿勢」を意識することによって、健康づくりの一歩を踏み出せる考え方だと言える。
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