7 :名無しさん 23/12/20 20:23 ID:E4LhYloPo5 (・∀・)イイ!! (0)
結論から書くと、>>1のリンク先の記事は、
予言の解釈の一つとすらいえない、ただの捏造記事である。

> ノストラダムスは2024年に「戦闘と海戦」が勃発すると予言。
> 「赤い敵は恐怖で青ざめるだろう/大海原を恐怖に陥れるだろう」とつづった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/36300bdcaff1228819b42a273877024df2016981

ノストラダムスの予言で有名なのは、百詩篇第10巻72番の、
「一九九九年、七か月、空から恐怖の大王が来るだろう」などである。
しかし、このように文中に具体的な年号が書かれている箇所は稀であり、
殆どの予言には、具体的な時期や年号や、それを窺わせる記述はない。

何々の予言が的中した、とする解釈の殆どは、
時期や年号が明示されていない予言に、
後から起きた事実を都合の良いように当てはめただけである。
ノストラダムスの予言とされる詩文は1000篇以上あり、
時系列に沿って書かれている訳でもない。
予言を読み漁り、都合の良い箇所を見つける暇さえあれば、
後からいくらでも当てはめ放題である。

記事にある「赤い敵は〜」の記述は、百詩篇第3巻1番からの引用であり、
その原文は次の通りである。

> Apres combat & bataille nauale,
> Le grand Neptune à son plus haut befroy :
> Rouge aduersaire de peur viêdra pasle,
> Mettant le grand Occean en effroy.
https://fr.wikisource.org/w/index.php?oldid=13617720

この前後を含めても、どこにも2024年だとは書かれていない。
2020年代だとか、21世紀を窺わせるような箇所さえない。
記事に「2024年」とあるのは、記事執筆者による完全な捏造である。

なお、「赤い敵は恐怖で青ざめるだろう/大海原を恐怖に陥れるだろう」
という訳が正しいとしても、こんな曖昧な詩文は、他にも様々な解釈が可能である。
また、この予言では、他者の著作からの引用も多数含まれている。
もしかしたら、ノストラダムスは『平家物語』を読んで、
壇ノ浦の戦いなどで平氏(赤い敵)が追い詰められていく様子を、
この4行の詩文に象徴的に凝縮したのかも知れない。


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