6 :名無しさん 24/05/24 02:58 ID:eXkN51.gR6 (・∀・)イイ!! (0)
袴田事件 - 日本弁護士連合会
https://www.nichibenren.or.jp/activity/criminal/deathpenalty/q12/enzaihakamada.html

・事件の経緯
警察は、逮捕後連日連夜、猛暑の中で取調べを行い、便器を取調室に持ち込んでトイレにも行かせない状態にしておいて、袴田氏を自白に追い込みました。
袴田氏は9月6日に自白し、9月9日に起訴されましたが、警察の取調べは起訴後にも続き、自白調書は45通にも及びました。
なお、弁護人が袴田氏に会った時間はこの間合計で30分程度でした。

袴田氏の自白の内容は、日替わりで変わり、動機についても当初は専務の奥さんとの肉体関係があったための犯行などと述べていましたが、
最終的には、金がほしかったための強盗目的の犯行であるということになっていました。

さらに、当初から犯行着衣とされていたパジャマについても、公判の中で、静岡県警の行った鑑定があてにならず、
実際には血痕が付着していたこと自体が疑わしいことが明らかになってきたところ、
事件から1年2か月も経過した後に新たな犯行着衣とされるものが工場の味噌樽の中から発見され、
検察が自白とは全く異なる犯行着衣に主張を変更するという事態になりました。

第1審の静岡地裁は、自白調書のうち44通を無効としながら、1通の検察官調書のみを採用し、さらに、5点の衣類についても袴田氏の物であるとの判断をして、袴田氏に有罪を言い渡しました。
この判決は、1980年11月19日、最高裁が上告棄却し、袴田氏の死刑が確定しました。


・えん罪の疑いが強いこと
袴田氏の45通にのぼる自白調書は、捜査機関のその時点においての捜査状況を反映した捜査機関の思い込みがそのまま作文にされているものです。
その自白調書の内容をみるだけで、袴田氏が事件について何らの知識を有さず、無罪であることが如実に伝わってきます。
これについては、「自白の心理学」で有名な浜田教授が細かく分析し指摘しているところです。

味噌樽から発見された5点の衣類は、ズボンには血痕の付着していない場所であるのにステテコには付着していたり、
ステテコには血痕がついていないのにブリーフには付着していたり(同様のことがシャツと下着にも言えます。)など、
犯行着衣と考えると非常に不自然な点が多数あります。
また、1年2か月以上も8トンもの味噌につかっていたと考えるには、シャツは依然白く、血液は鮮血色であり、非常に不自然です。
これについては、弁護団の実験で、1年2か月も味噌につけられていれば、衣類は焦げ茶色に変色し、血液は黒色に変色することが明らかになっています。
さらに、ズボンに至っては、袴田氏には小さすぎて、着衣実験では、腿の辺りまでしか上がってきませんでした。
さらに、犯行着衣とされた5点の衣類に付着した血痕に関し、DNA鑑定により、袴田氏のものでも被害者のものでもないとされました。

袴田氏が通ったとされる裏木戸には鍵がかかっており、人が通れる隙間はありませんでした。
これについて、捜査機関は、鍵をはずした上で通り抜け実験を行って裁判所に報告していました。
すなわち、捜査機関は、袴田氏を有罪にするために虚偽の実験を行っていたのです。


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