- 58 :あんけぬし 08/04/27 20:37 ID:OU4qRrg4UE
(・∀・)イイ!! (1) - 皆様ご回答ありがとうございました。
私がはじめてチベットの存在を知ったのは、エベレストの地質や自然と
それに挑む登山家を描いた子供向けの読み物です。
これはチベットと言うより、私に高いところへの憧れを植え付け、
子供ながらに富士山の頂上に登るきっかけを作りました。
それから、1993年のNHKスペシャルの「チベット死者の書」の2回連続の
番組で、チベット仏教を知りました。
少年のお坊さんと、年老いたお坊さんの対話ですすめられる、
死と再生のビジョンは、父親を病気で失ったばかりの私に強い印象を残しました。
それでも、受験などでチベットにのめり込む間もなく、
大学の専攻も現実的なものを選び、そしていつの間にか時間が経ち、
ひょんなことから中国語を習得する必要に迫られ、
四川省の成都市にある、学費が安い大学に留学することになりました。
成都では三国志で有名な武侯祠のすぐ近くに、チベット人の集まるエリアがあり、
低地にいながらにして、チベットのにおいに触れることができるのです。
この時点でチベットは既に悲惨な情況にあったわけですが、
私はそれをほとんど知らずに、友人に誘われるまま、
バックパックを背負い、バスを乗り継いだり、ヒッチハイクしながら、
カムとアムド(四川省北西部と青海省)を旅しました。
そして、この目で見て、ともに涙を流して
やっとチベット人の置かれている現状を知ったのです。
チベットを通して反対側から中国を見つめ直すと、
日本の小ささ、無防備さが、ものすごく怖くなります。
このページの一番下のレスはスレッドの末尾ではありません。新しいレスが存在します。日時や流れを確かめて書き込みをお願いします。
板に戻る 全部 前100 次100 最新50