- 71 :名無しさん 12/05/02 22:12 ID:hR3biGDnUb (・∀・)イイ!! (-12)
- 話を履き違えないように覚えておきたいこと
・電力と電力量
電力はワット[W]で、(今現在何アンペア流しているか)×(電圧100V)という、この瞬間瞬間の数値。
そのワット数を何時間使い続けたかが電力量ワットアワー[Wh]。電気料金を決めるメーターの回転数。発電に使う燃料の量につながる。
・電力不足について
「電力」不足というのは燃料の不足のことでなく、必要な時その瞬間に必要なパワーが出せないという、
設備の能力が追いつかないことを問題にしている。
需要が供給能力を上回ると発電そのものがストップしてしまい大停電を引き起こすことが問題になる。
・設備について
原発は時間単位で発電量を増減させるようなものでなく、供給能力を全体的に底上げするような位置づけで使われている。
現在それが止まることで全体の能力が下がっているので今まで通りの電気の使い方ではピークをまかなえなくなるということ。
・資源の節約について
資源を大切にするのが大事というのは当然のこと。
しかしそういう日頃の省エネ問題とこの電力不足問題をない交ぜにするのは勘違い。
電力不足と、燃料の高騰や備蓄減とは全く別個の問題。
・時間帯について
電気は一般に、年間を通じて夏の昼に需要ピークを迎える。
そのピーク時に能力が追いついてないのは他の時間帯に節約などして補えるものではない。
しかし出来るものなら余裕のある夜間の電力は貯めておいて昼に備えたい。
ただしバッテリーは発電所単位ほどの巨大な設備としてはまだ実験段階で非現実的。
この目的で使われているのは揚水発電で、夜中にわざわざ下流から上流のダムに水を汲み上げて昼間に水力発電を行う。
一見無駄だけど色々考えられた上でのこと。詳細はググれ。
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