- 2 :名無しさん 25/04/29 20:05 ID:-RdWIk6ymC
(・∀・)イイ!! (1) - そもそも、なぜ日本ではパンダがこれほどまでに人気なのか。この問いの答えは、純粋な動物的魅力だけでなく、国家とマスメディアが主導した“刷り込み”にある。1972年、日中国交正常化を記念して中国から上野動物園に贈られたランランとカンカンは、日本におけるパンダブームの嚆矢となった。当時は高度経済成長が一段落し、庶民の間では新しい娯楽を求める気運が高まっていた。そんな中、政府とメディアは「友好の象徴」としてのパンダを積極的に取り上げ、連日ニュースで報道され、テレビではパンダの映像が繰り返し流された。まさに国を挙げての“演出”である。
こうして「パンダ=可愛い、尊い、ありがたい」という感情が世代を超えて定着し、商業施設やグッズ展開によってその価値が消費コンテンツとして拡張されていった。しかし本来、パンダは中国の国有財産であり、日本にいる間も“レンタル”扱いで莫大な飼育費やレンタル料が中国に支払われている。生まれた子どもも中国の所有であり、いずれは返還される宿命にある。その実態を考えれば、日本がパンダに固執することは国益にも合理性にも乏しい。
今回、和歌山アドベンチャーワールドの4頭が返還され、上野の2頭も来年に返還予定であるという現実は、むしろ日本にとって“パンダ依存”を断ち切る好機である。昭和の遺産としてのパンダ人気から脱却し、動物園の価値を希少性や話題性ではなく、地域固有の生態系教育や動物福祉に基づいて再構築すべき時が来たのだ。今こそ日本は、“パンダ離れ”を決断すべきである。
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