76 :名無しさん 09/03/19 21:17 ID:i5DU.F9.Fk (・∀・)イイ!! (5)
35だけど、へえをいただいて嬉しいのでそれ前提のネタ投稿してみます
他の人のネタもらってるけどごめんなさい


我輩は食パンである。が、ただの食パンではない。ネット中毒者である。
賞味期限のある体にとって、それのさすことはあまりにも辛すぎる。だから我輩はせめて期限切れまでは、この森家の末妹である森 多歩ちゃんの使うパソコンにかじりつこうと思ったのだ。

そう、かじりつくように見ていたのではない。かじりついて見ていたのだ。


ある日の早朝、多歩ちゃんが親にばれないようにパソコンを使っていた。
気づくと彼女は驚いたように我輩を見つめていた。我輩は相変わらずパソコンの文字を読むのに必死だ。

彼女は突然叫び声を上げた。我輩は相変わらずパソコンの文字を読むのに必死だ。
彼女のヲタクである兄が部屋に入ってきた。我輩は相変わらずパソコンの文字を読むのに必死だ。
彼女は我輩を見て何かを説明した。我輩は相変わらずパソコンの文字を読むのに必死だ。がり、という音がした。
彼女のヲタクである兄は突然叫び声を上げた。我輩は相変わらずパソコンの文字を読むのに必死だ。何かが口に入った。飲み込んだ。

すごく不味い。
それはパソコンだった。

突然、我輩の体は大きくなった。賞味期限がなくなった。おそらくパソコンの能力を持ったのだ、と一人我輩を納得させた。隣で多歩ちゃんとその兄は腰を抜かして我輩を見つめていた。
数時間がたっても相変わらず二人は腰が抜けていて、時間の経過を忘れているらしい。
我輩はとりあえず叫んだ。

「何をぼうっとしている!多歩嬢、学校に遅れるぞ!!貴様はいい加減28歳なのだから外に出ろ!!」


我輩は自らの体にバスクリンを混ぜたブルーベリージャムを塗り、多歩ちゃんをくわえて走り出した。
途中でぬこにぶつかったので謝り続けていたら、いつの間にか多歩ちゃんはどこかに消えていた。そういえば彼女はパジャマだったことを思い出した。
日はとっくに暮れていた。
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