5 :名無しさん 23/05/26 22:52 ID:v6Qfc87V1X (・∀・)イイ!! (0)
 『ATMと魔法の迷宮』

第1章: 不思議な噂

とある小さな村、モリタポ村に住む自宅警備員マタオ・マエカは、楽天銀行という銀行の存在に疑問を抱いていました。彼は時折、ある趣味のために楽天銀行に振り込みをするのですが、村じゅうをいくら探しても、楽天銀行の店舗やATMは見当たらないのです。彼は仕方なく、自分が口座を持っているみずほ銀行のATMから振り込みをしていましたが、その手数料は自宅警備員である彼にはやや高額であり、悩みの種になっていました。

しかし、ある時、村にこんな噂が流れました。曰く、「楽天銀行のATMは、まるで魔法のように現れる」、「そのATMは、選ばれし者だけが利用できる」etc...。マタオはその噂を耳にし、冒険心が湧き上がりました。

マタオは古書店主のツシマに相談し、楽天銀行ATMの謎を解く手がかりを求めました。ツシマは古い地図を差し出し、こう言いました。「この地図は、かつて存在したと言われる楽天銀行の迷宮への道を示している。伝説によれば、その迷宮にはATMが眠っているという」。

マタオは勇気を振り絞り、地図に示された場所へと向かいました。彼は数年ぶりに村の外へ出て、山を越え谷を越え、迷宮の入り口を目指しました。途中で「疲れた」「今日はもう帰ろう」「何日か英気を養ってからにしよう」「タクシーで行こうかな」といった数々の誘惑に惑わされながらも、彼の決意は揺るぎませんでした。

数日後、結局自宅にタクシーを呼んで、運転手に地図を見せて連れて行ってもらったマタオは、自宅から1キロほど離れた山の中で、迷宮の入り口に辿り着きました。暗闇の中、彼は運転手に貸してもらった懐中電灯を頼りに、迷宮の中を看板の矢印に沿って進んでゆきました。

第2章: 発見と祝福

やがて、マタオは迷宮の奥深くにある大きな部屋に辿り着きました。その部屋の中央には、煌々と輝く楽天銀行のATMが置かれていました。彼は胸を高鳴らせながら、ATMに近づきました。次の瞬間、ATMは赤紫色の光に包まれ、天井から奇妙な音楽が流れ出しました。
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忽然と、ATMの前に魔法使いのようなローブを着た老人が現れました。彼はマタオに微笑みかけながら言いました。「勇敢な冒険者よ、私は楽天の守護者である。楽天銀行のATMを見つけることができた、あなたの努力と探究心を称える。」

マタオは戸惑いながらも感謝の意を込めて頭を下げました。「どうか教えてください。楽天銀行のATMを利用する方法や、楽天銀行の口座への振込手数料を安くする方法を知りたいのです。」

守護者は優しく微笑みながら続けました。「楽天銀行はネット専門銀行であり、ATMはこの迷宮内にしか存在しない。そして、その利用には特別な条件がある。」

第3章: 試練

守護者はマタオに3つの試練を与えました。最初の試練は知恵の試練でした。彼はマタオに数学のパズルを解かせ、正確な答えを出すように求めました。マタオは普段入り浸っているアンケートサイトで答えを募集し、最も妥当そうな回答を自分で考えたものと偽って守護者に提出し、試練を乗り越えました。

次は勇気の試練が待っていました。マタオは迷宮の奥深くにいるロボットとの戦いに挑みました。これは通常、自宅警備員が太刀打ちできるようなものではありませんでしたが、マタオは偶然、その猫型ロボットの尻尾が電源スイッチになっていることを知っていました。マタオは転倒したふりをし、相手が油断したところを尻尾を引っ張って電源を切り、試練を乗り越えました。

最後の試練は思いやりの試練でした。マタオは迷宮の中に迷い込んだ他の冒険者たちを助けるよう求められました。迷宮にはトイレがごく僅かしかなく、道端に排泄するとたちまちモンスターが寄ってくるため、多くの冒険者は尿意や便意を限界まで我慢していました。彼は自分の時間を惜しまず、ぴっちりジーパンではなくゆったりした服装に着替えるべきだとアドバイスしたり、携帯用トイレを高額で転売するなどして、困っている人々を助け、試練を乗り越えました。

第4章: カードの受領

マタオが全ての試練を乗り越えると、守護者は彼の前に立ちました。「おめでとう、マタオ・マエカ。あなたは真の冒険者としての資格を得た。楽天銀行のATMを利用するためには、私から授けられる特別な楽天カードが必要だ。」

守護者は、何もない虚空から突然カードを出し、それをマタオに手渡しました。カードには楽天銀行のロゴが光り輝いています。感激しながらカードを受け取ったマタオは、守護者に感謝の言葉を述べました。「本当にありがとうございます。私はこの力を使って、みんなが安い手数料で楽天銀行に振り込めるようにしたいと思います。」

守護者は微笑みながら応えました。「楽天銀行のATMは、カードを使用してのみ利用することができる。カードをATMに挿入し、指示に従って操作するのだ。手数料は他行のATMに比べて割安になるだろう。」マタオは喜びに満ちた心で、受け取った楽天銀行のカードを大切にしまいました。

しかし続けて、守護者は「このカードと、楽天銀行のATMの利用方法は、一子相伝でのみ受け継ぐことができる。これは、選ばれし者たちにしか開かれていないのだ」とも語りました。カードは、彼自身と直系の子孫以外は使うことができないのです。

終章: 長い眠りへ

マタオは楽天銀行のATMの利用方法を学び、カードを使って振り込みを行う手続きを覚えました。おかげで、振込手数料も安く抑えることができるようになりました。また、彼は守護者からの教えを受け継ぎ、その知識を次の世代へと一子相伝で継承することが求められました。

しかし、マタオは守護者との契約により、ATMの発見やカードの受領といった事実を、直系の子孫以外の他人に話すことができませんでした。勿論、童貞である彼には直系の子孫なんていませんし、契約では養子も不可となっています。

マタオは、周囲の人々から「迷宮に行っても何も発見できず逃げ帰ってきた」「所詮は自宅警備員」「そもそも迷宮に行ったことすら嘘なのではないか」「それが嘘だろうと本当だろうと、彼が働いていないことに変わりはない」「働け」「働け」「働け」などと思われてしまい、それを訂正することもできないのでした。

このような扱いを受けてしまっている者(童貞)が、子孫を作れるはずもありません。年齢を重ねるにつれ周囲から孤立していったマタオは、失意のうちに余生を送ることとなりました。

やがて、マタオの死とともに、楽天銀行のATMも唯一の利用者を失いました。そして再び、ATMは迷宮の奥で、長い眠りについたのです。
 


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