- 77 :名無しさん 08/03/04 13:11 ID:n.luGBMjdq
(・∀・)イイ!! (4) - 伝統や文化を論拠に話す場合、伝統的な手法による近海での捕鯨が議論されねばならない。
イヌイットなどに生態系に悪影響を及ぼさない範囲で認められている先住民生存捕鯨の枠がこれ。
北氷洋南氷洋まで行ってる時点で伝統とか文化とかいわれても説得力に欠ける。
ちなみに、日本は先住民生存捕鯨をゼロにするよう求めている(2002年下関会議)。
なお、現在、日本の普通の商業捕鯨は、ツチクジラなどIWCが絶滅の危機があると
認定していない小型鯨類種を捕鯨している。(だから沿岸捕鯨業者なんてのも存在しうる。)
現状においては、代替で合法的に取れる鯨類がいるのに、わざわざ絶滅が危惧されている
種を「調査捕鯨」しているのが実情。
ついでに、調査捕鯨をやっている南極海は、条約上捕鯨禁止のサンクチュアリ地域。
日本のグリーンピース(事務局長)は、調査捕鯨に反対する一方で、先住民生存捕鯨に準じる枠で
捕鯨伝統地域限定でのIWC対象鯨類の沿岸捕鯨を認めさせる方向での議論を進めるべきだと
(それで現在の日本国内の需要を十分に賄える)を提案している。
(幻冬舎新書032『日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか』参照)
なお、鯨の頭数や分布など、鯨を殺さずに調査する方法はある。というか、そのために、
IWCの科学委員会が、日本に調査捕鯨の中止を勧告している。
なお、鯨肉だが、売れずにだぶついている。年間消費量は馬肉の半分以下の5000トン以下。
その5000トンのために、年間10億円の国庫補助支出と、IWC総会での票買いの為の無償援助
(年間20億以上?)、その他国際的批判・プライスレス、を支払っている状態。
これじゃとても調査捕鯨には賛成できないなぁ・・・。
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