2009年11月24日 23時48分終了#41837 [学問] 思考実験編(哲学的星の銀貨) ID:4N-LqkSv1R (・∀・)イイ!! (26)
あるところに非常に貧しい少女Aがいました。
彼女はお腹を空かせた男に、持っているパンをあげました。
すると空から星が降ってきて、銀貨に変わりました。
少女Aは、裕福な暮らしを送りました。
少女Aの話を知っている非常に貧しい少女Bがいました。
彼女はお腹を空かせた男に、持っているパンをあげました。
すると空から星が降ってきて、銀貨に変わりました。
少女Bは、裕福な暮らしを送りました。
少女AとBの話を知っている非常に貧しい少女Cがいました。
彼女はお腹を空かせた男にパンをあげず、こう言いました。
「私は私の運命を受け入れるから、貴方も運命を受け入れてください。」
少女Cは、貧しい生活を送り続けました。
少女Cは言いました。
「もし星が降ってくるという有り得ないことが起こらなかったら、
貴方たちは運命を受け入れることはできなかったでしょう。
私はそんなものに頼らなくても、自分の人生を生きていけるわ。」
少女Aは反論しました。
「私は星が降ってくることを知らないで、パンを上げたわ。
そのような心に対する報酬として、星が降ってきたのよ。」
少女Cは反論しました。
「貴方たちは、けっきょく報酬を期待しているだけ。
そういう心って、汚いと思うの。」
やり取りを聞いた少女Bは言いました。
「私は星が降ってくるから、パンを上げたの。
心が綺麗かどうかなんて、どうでもいいわ。
貴方たちは似た者同士で、本当に変だわ。」
あなたは、どの少女に共感しますか?
1 | 少女A | 396 | (19.8%) |
2 | 少女B | 558 | (27.9%) |
3 | 少女C | 278 | (13.9%) |
4 | 分からない・考え中 | 283 | (14.2%) |
5 | 後で読む・もりたぽ | 485 | (24.3%) |
無視 | 1 | |
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- 153 :アンケ主 09/11/25 03:40 ID:9pNFwQzB1V (・∀・)イイ!! (2)
- 問題設定のもとになった考え方は、
A:弱者のルサンチマン(道徳的怨念)の象徴
B:受動的ニヒリズムの象徴
C:「神は死んだ」と述べたニーチェ的な超人の象徴
能動的ニヒリズムの象徴
A:道徳的価値観の象徴
BC:道徳的ニヒリズムの象徴
という感じです。
この問題に正解はなく、それぞれの価値観のもとで、
それぞれの考え方が正しく、上記の解釈もあくまで一例に過ぎないです。
そういう意味で、多くの方が各自の視点で考えてくださったのは、
アンケの意図としては成功で、アンケ主にとっても参考になりました。
ありがとうございました。
ルサンチマンについての参考リンクです。
http://www.yuasa.kuis.kyoto-u.ac.jp/~taka/anidou/film/ressentiment/
- 154 :名無しさん 09/11/25 05:31 ID:T9y630JaBQ (・∀・)イイ!! (0)
- >>153
そうなの。
私達を弄んだのね。
- 155 :名無しさん 09/11/25 06:26 ID:DB899IfRVz (・∀・)イイ!! (1)
- こう思った。
運命に抗えと。
- 156 :名無しさん 09/11/25 10:44 ID:YLm62SO,yv (・∀・)イイ!! (1)
- こういうアンケもっとやってください
- 157 :名無しさん 09/11/25 15:09 ID:a9dVMZ6MaH (・∀・)イイ!! (5)
- その銀貨が降った街に、大勢の人間が集まりました。
貧しい人大勢と、パンを持った人大勢です。
パンを持った人たちが、貧しい人たちにパンをあげると、
たくさんの星が銀貨となって降り注ぎました。
そう、あまりにもたくさんの銀貨が・・・・・。
その街は、大量に降り注いだ銀貨によって、めちゃくちゃに
壊れ、ほとんどの人が死んでしまったそうです・・・。
- 158 :名無しさん 09/11/26 21:16 ID:6bSFB9p1FI (・∀・)イイ!! (0)
- >>157
貧しい男が何故貧しいかを考えた男がいた。
その男は、男が何故貧しいのか?貧しさはどうして生まれるのか?
皆『平等』になるにはどうすればいいか?を今まであった宗教には頼らず科学的に書いた。
貧しい男の友人の男が考えた男の書物を読んだ。
宗教には頼らず、科学的に皆が『平等』になれる方法が見つかった。
と大喜びした男は、考えた男の意図したこととは別の方向性で
皆が表向き『平等』になる方法を現実に実現させてみせた。
貧しい男の友人の知人は、極めて普通の感性と欲望と知性とそして政治欲を持っていた。
貧しい男の友人が死ぬと、丁寧に英雄として祭り上げた。
貧しい男の友人は考えもしなかったことだが、皆が平等になることと
その知性・感性・欲その他、あらゆる人間として持つべきもの全てのものが
平等になるわけではなかった。
貧しい男の友人の知人は、皆が平等になることのおそろしさを理解しており
それを理解して皆が平等の中、貧しい男の友人とは違った『王』になった。
……この国は百年も続かなかったが、その平等の精神のおかげで、
途中にあった戦争で失われた命よりも多くの国民の命を
平等に従わない人々は不要と考え処分したのである。
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