15 :名無しさん 09/03/27 23:00 ID:qr.4J.cC,, (・∀・)イイ!! (0)
出かけるためPCとエアコンの電源を落とす。騒がしい駆動音はとまり、シーンと静まり返った室内に時計の音だけが鳴り響く
『お前は今日死ぬ』
アンケート結果に翻弄されるつもりはないが、ひろゆきの脳裏からこの言葉が離れない。
ひろゆきは考える。アンケート結果と現実が一致するのはただの偶然だ、と。
意識しなければいいとは分かっているが。しかしどんどん不安になり、なんとなく誰かに見られているようなそんな気さえしてくる。
「……ァーー」
そんなひろゆきの恐怖心に現実が同調したかのように背後から奇妙な声が響く。ひろゆきはびくり身を震わせる。
「ニャーー」
猫の声だ。ひろゆきは安心し、振り返った。
窓の外に黒猫がおり、黒猫はひろゆきをじっと見つめている。
「プシィッ、プシィッ、プシィッ」
ひろゆきは黒猫にちょっかいをかけて、気を紛らわそうとしたが。黒猫は目をとがらせひろゆきを見つめるだけだ。
ひろゆきは奇妙に思って黒猫を観察する、黒猫はずっとひろゆきの目だけを見つめている、そして──オッドアイだった。瞬間、まるでヒステリックを起こした女性のように黒猫が笑い。風のように消え去った。
ひろゆきは呆然と、なにもいなくなった窓をしばらく眺め続けた

ひろゆきは20回ほど呼吸し、ようやく気分を落ち着けることに成功した。
「な、なんだったんだ今のは……」
「そうだ、グズグズしてられない。TV局にいかないとアイドルを紹介してもらえないです」
考えを口に出しながら行動しないと気が気でならない。ひろゆきはそんな状態だった
「今日は人ごみを歩く気にならないです。タクシーを使いましょう。それが安心です」
ひろゆきがタクシー会社に電話をかけようとした瞬間、着信音が鳴り響きひろゆきは飛び上がりそうになった。
「もしもし、ひろゆきです」
声が震え気味だ。平常心を保つのが難しい。
「どうも、マネージャーです。まだ出かけてませんよね」
ずばりとマネージャーがひろゆきが在宅しているのを言い当てる
まるで自分の行動をマネージャーが見ている。ひろゆきはそんな錯覚を覚えそうに
…省略されました。全部(1,584文字)読むにはココをクリック。


このページの一番下のレスはスレッドの末尾ではありません。新しいレスが存在します。日時や流れを確かめて書き込みをお願いします。
板に戻る 全部 前100 次100 最新50

名前: E-mail (省略可):
↑↑ここに書いてもアンケートに回答したことになりません↑↑→アンケート回答用フォーム
削除ガイドライン違反報告はこちら
このアンケートの2ちゃんねる互換リンク→http://find.moritapo.jp/enq/test/read.cgi/2/1238179865/