【2:6】リチウム電池とリチウムイオン電池
[設問] 以下のa〜eのうち、誤っている文章はどれでしょう?
誤っているものの記号のみを全て挙げた選択肢をお選び下さい。
a.
リチウム電池は負極に金属リチウムを用いる一次電池で、
充電不可で軽量・高エネルギー密度を特徴とするのに対し、
リチウムイオン電池は可逆反応で充電可能な二次電池である。
b.
リチウム電池では金属リチウムが活物質として直接反応し、
内部短絡や過熱による発火リスクが高いが、
リチウムイオン電池はリチウムイオンのインターカレーション反応により
相対的に安全性が向上している。
c.
リチウムイオン電池は一次電池なので
長期間放置しても自然放電がほとんどなく、
使用直前まで高い開放電圧を保持できる性質がある。
d.
リチウム電池は時計やリモコンなど
小容量用途のボタン型・シリンダー型に多く使われ、
リチウムイオン電池はスマートフォンやノートPC、電動工具のような
大容量用途に広く用いられている。
e.
リチウム電池の多くは有機溶媒を含む液体電解質を使用し、
リチウムイオン電池も液体電解質タイプが主流だが、
全固体電池と呼ばれる無機固体電解質タイプも開発・実用化が進んでいる。
※正解配当は特に実施しない予定です。
[選択肢] 1: モリタポ 2: わからない 3: a 4: b 5: c 6: d 7: e 8: a,b 9: a,c 10: a,d 11: a,e 12: b,c 13: b,d 14: b,e 15: c,d 16: c,e 17: d,e 18: a,b,c 19: a,b,d 20: a,b,e 21: a,c,d 22: a,c,e 23: a,d,e 24: b,c,d 25: b,c,e 26: b,d,e 27: c,d,e 28: a,b,c,d 29: a,b,c,e 30: a,b,d,e 31: a,c,d,e 32: b,c,d,e 33: a,b,c,d,e 34: 該当なし(全て正しい) 35: もりたぽ
[実施期間] 2025年8月7日 19時11分 〜 2025年8月8日 9時41分
- 2 :名無しさん 25/08/08 09:45 ID:.L_yKSYSp_
(・∀・)イイ!! (1) - 回答に漏れたので、ここに書く b,c,e
- 3 :名無しさん 25/08/08 14:29 ID:njavDKnsjb
(・∀・)イイ!! (1) - リチウムイオン電池は二次電池だからCは確定
- 4 :名無しさん 25/08/09 06:02 ID:5ead38XKG9
(・∀・)イイ!! (2) - 正解は「c」のみです。「リチウムイオン電池は一次電池なので…」という記述は誤りで、実際にはリチウムイオン電池は充放電を繰り返せる二次電池に分類されます。
それぞれの選択肢を順に解説していきます。
まずaの「リチウム電池は金属リチウムを使う一次電池で、充電できないのに対し、リチウムイオン電池は充電可能な二次電池である」という説明はそのとおりです。リチウム電池(一次)は放電後に使い切りですが、リチウムイオン電池(二次)は内部のリチウムイオンを繰り返し移動させることで何度も充放電できます。
次にbの「リチウム電池は金属リチウムが活物質として直接反応し発火リスクが高いが、リチウムイオン電池はインターカレーション反応で安全性が向上している」という点も正しい知識です。金属リチウムはイオン化しやすく、短絡や過熱が発火につながりやすいのに対し、リチウムイオン電池はグラファイトや酸化物の層にリチウムイオンを出し入れする構造なので、比較的安定して使えます。
- 5 :名無しさん 25/08/09 06:02 ID:5ead38XKG9
(・∀・)イイ!! (0) - そして誤りのcですが、「リチウムイオン電池は一次電池なので…」とある部分がポイントです。一次電池は化学反応を一方向でしか進められない電池全般を指し、リチウムイオン電池は化学反応を可逆的に進められる二次電池にあたります。長期放置でも電圧がほとんど下がらないのは一次電池特有の性質ですが、リチウムイオン電池には一定の自然放電があり、放置すれば徐々に電圧は低下します。
dの「リチウム電池は小容量用途のボタン型やシリンダー型に多用され、リチウムイオン電池はスマートフォンやノートPC、電動工具など大容量用途に広く用いられる」という説明も実情に即しています。一次電池のリチウム電池は薄型・小型のボタン電池として腕時計やリモコンに、リチウムイオン電池はモバイル機器や電動車両など大きなエネルギーを要する機器に使われています。
最後にeの「リチウム電池もリチウムイオン電池も液体電解質が主流だが、全固体電池と呼ばれる無機固体電解質タイプも開発が進んでいる」という記述も正しいです。両者とも従来は有機溶媒ベースの液体電解質を利用していますが、固体電解質を使う全固体電池は高安全性や高エネルギー密度の実現を目指して研究・実用化が進んでいます。
以上より、誤っているのはcの一つだけです。
- 6 :名無しさん 25/08/09 06:03 ID:5ead38XKG9
(・∀・)イイ!! (2) - 各選択肢ごとの、「その選択肢について正しく判断できた人の割合」は次の通りです。
a:147/200=73.5%
b:136/200=68.0%
c:80/200=40.0%
d:141/200=70.5%
e:146/200=73.0%
本問の完全正解(誤っているものを「cのみ」と正しく選んだ人)は19人で、9.5%にとどまりました。また「モリタポ」「わからない」「もりたぽ」を合わせると63人(31.5%)あり、無回答や判断保留が目立ちます。
a・d・eについては7割前後の人が正しく判断できており、公知の用途区分や液体/固体電解質の話題は比較的伝わっていることが分かります。一方でbの正答率がやや低めなのは、「安全性が相対的に高い」という表現が抽象的で誤解を招きやすいことを示唆します。
最も低かったのはcで、正答率40%と過半に満たず、多くの人がリチウムイオン電池を一次電池と誤認しているか、一次/二次の違いそのものに自信がないことがうかがえます。今回の結果は、基礎概念の周知と誤解の丁寧な修正が必要であることを示しています。
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